ウェブマスター向けガイドライン
一般的なガイドラインに沿ってサイトを作成すると、Google がサイトを認識し、インデックスに登録し、ランク付けをするプロセスをスムーズに行う手助けとなります。
品質に関するガイドラインに目を通されますようお願い致します。このガイドラインでは、Google のインデックスから完全に削除されるか、あるいはアルゴリズムまたは手動によるスパム対策の影響を受ける可能性のある不正行為について説明しています。スパム対策が実施されたサイトは、Google.co.jp や Google のパートナー サイトの検索結果に表示されなくなることがあります。
一般的なガイドライン
Google がページを検出できるよう手助けする
サイト上のすべてのページが、検出可能な別のページからのリンクでアクセスできることを確認します。参照リンクには、ターゲット ページに関連するテキストまたは alt 属性(画像の場合)のいずれかが含まれるようにします。リンクがクロールされるようにするには、リンクが <a> 属性を含む href タグであることが必要です。
サイト上の重要なページへのリンクを含んだサイトマップ ファイルを用意します。また、そのようなページへのリンクの一覧を人が読める形式で記載したページ(「サイト インデックス」や「サイトマップ ページ」とも呼ばれます)も用意します。
1 ページのリンクを妥当な数に抑えます(最大で数千個)。
ウェブサーバーが If-Modified-Since HTTP ヘッダーに適切に対応していることを確認します。この機能に対応していると、Google が前回サイトをクロールした後にコンテンツが変更されたかどうかがウェブサーバーから Google に通知されるため、帯域幅や負荷を軽減できます。
ウェブサーバー上の robots.txt ファイルを使用して、検索結果ページなどの無限のスペースのクロールを制限することによって、クロールの割り当てを管理します。robots.txt ファイルは常に最新の状態に保ちます。robots.txt ファイルでクロールを管理する方法をご覧ください。robots.txt テスターを使用して、robots.txt ファイルの指定内容や構文をテストします。
サイトが Google に認識されるようにする方法:
Google にページのクロールをリクエストします。
必要なあらゆるサイトにあなたのサイトが公開されたことを通知します。
Google がページを理解できるよう手助けする
情報が豊富で便利なサイトを作成し、コンテンツをわかりやすく正確にページに記述します。
ユーザーがサイトを検索するときに入力する可能性の高いキーワードを検討し、そのキーワードを実際にサイトに含めるようにします。
<title> 要素と alt 属性をわかりやすく、具体的で正確なものにします。
コンセプトに基づいたわかりやすいページ階層となるようにサイトをデザインします。
画像、動画、構造化データに関するおすすめの方法に沿って対応します。
コンテンツ管理システム(Wix や WordPress など)を使用する場合は、検索エンジンによるクロールが可能なページとリンクが作成されることを確認します。
Google がサイトのコンテンツを完全に把握できるよう、サイトにおいてページのレンダリングに大きく影響するアセット(ページの把握に影響する CSS や JavaScript ファイルなど)がすべてクロールされるようにしてください。Google インデックス登録システムは、画像、CSS、JavaScript ファイルを含めて、ユーザーが実際に閲覧する場合と同じようにウェブページをレンダリングします。Googlebot がクロールできないページアセットの確認には、URL 検査ツールを使用し、robots.txt ファイル ディレクティブのデバッグには、robots.txt テスターツールを使用します。
サイト内の移動経路をトラッキングするための URL パラメータやセッション ID がなくても、検索ロボットがサイトをクロールできるようにします。これらの技術は個々のユーザーの行動をトラッキングする場合には便利ですが、ロボットがアクセスするパターンとはまったく異なります。そのため、これらの技術を使用すると、実際は同じページにリンクしている別の URL をロボットが排除できず、そのサイトのインデックスが不完全なものになる可能性があります。
サイトの重要なコンテンツをデフォルトで表示します。Google はタブや展開するセクションなどのナビゲーション要素内に含まれる非表示の HTML コンテンツをクロールできますが、こうしたコンテンツはユーザーがアクセスしにくいものとみなされるため、最も重要な情報はページの表示時にデフォルトで閲覧可能となっているようにすることをおすすめします。
ページ上の広告リンクが検索エンジンの掲載順位に影響を与えないように、適切な対処をします。たとえば、robots.txt、rel="nofollow"、rel="sponsored" を使用して、クローラが広告リンクをたどらないようにします。
訪問者がページを利用しやすいよう手助けする
重要な名前、コンテンツ、リンクを表示するときは、画像ではなくテキストを使用します。テキスト コンテンツの代わりに画像を使用する必要がある場合は、alt 属性を使用して簡単な説明テキストを組み込みます。
すべてのリンクが実際のウェブページにアクセスできることを確認します。有効な HTML を使用します。
ページの読み込み時間を最適化します。表示の速いサイトはユーザーの満足度を高め、ウェブ全体の質を向上させます(特にインターネット接続速度が遅い場合)。PageSpeed Insights や Webpagetest.org などのツールを使用してページの読み込み速度をテストすることをおすすめします。
パソコン、タブレット、スマートフォンを含む、あらゆる種類やサイズのデバイス向けにサイトをデザインします。モバイル フレンドリー テストを使用してモバイル デバイスでのページの動作をテストし、修正の必要な箇所についてのフィードバックを得ます。
サイトが各ブラウザで正しく表示されることを確認します。
可能であれば、HTTPS を使用してサイトの接続を保護します。ウェブ上の通信ではユーザーとウェブサイトとの間のやり取りを暗号化することが適切です。
視覚障がいのあるユーザーにも利用しやすいページにします。たとえば、スクリーン リーダーによるユーザビリティをテストします。
品質に関するガイドライン
この品質に関するガイドラインでは一般的な偽装行為や不正行為について説明していますが、ここに記載されていない不正行為についても、Google で対応策を実施することがあります。また、このページに記載されていない行為が許可されているとは限りません。抜け道を探すことに時間をかけるより、ガイドラインを遵守することでユーザーの利便性が向上し、検索結果の上位に表示されるようになります。
Google の品質に関するガイドラインを遵守していないと思われるサイトを見つけた場合は、スパムレポートで Google にお知らせください。Google では拡張可能で自動化された解決方法の開発に努めており、ご提出いただいたレポートは、スパム検出システムの改善に役立たせていただきます。
基本方針
検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
ユーザーをだますようなことをしない。
検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
具体的なガイドライン
次のような手法を使用しないようにします。
自動生成されたコンテンツ
リンク プログラムへの参加
オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
クローキング
不正なリダイレクト
隠しテキストや隠しリンク
誘導ページ
無断複製されたコンテンツ
十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
構造化データのマークアップの悪用
Google への自動化されたクエリの送信
次の対策を実施します。
サイトがハッキングされていないかどうかを監視し、ハッキングされたコンテンツを見つけたときはすぐに削除する
サイトにユーザー生成スパムが掲載されないようにし、見つけたら削除する
サイトがガイドラインのいずれかに違反している場合、Google ではそのサイトに対して手動による対策を実施することがあります。問題を修正した後、サイトの再審査をリクエストできます。
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